KICK BACK

迎合しない渋めの嗜好を持つ
ストリートカスタムの先鋒

「キックバックはリラックスするという意味。お店に来るお客さん皆にそうして欲しいと思って付けた名前なんです」

神社とわずか100mの参道を隔てた場所にある同店は、2007年にオープンしたバイク屋だ。店主の加藤さん曰く、カスタムショップというよりはカスタムが得意なバイク屋を目指して立ち上げたとのことで、修理やメンテナンス、車両販売まで広く扱っている。

主な対応車種はヤマハSR・XS、トライアンフ、ハーレーのスポーツスターモデルで、基本的にスクーターのオーダーは受けていない。また注文が無いだけで、上記の車種以外もカワサキW系やハーレーのビッグツインもOKだそうだ。ちなみにこの手のショップでは珍しく加藤さんの一番好きな作業は配線とのことで、なかなか渋い一面を持ってたりする。

カスタムから内燃機まで一通りの作業を自社で行う同店は、何よりもお客さんとの信頼関係を大切にし、奇数月の最終日曜日には恒例のツーリングを実施。片道150km前後の距離を走って親睦を深めている。