GARAGE TAKA

ガレージビルダーが謳う
峠で速いチョッパー

ガレージタカ。その名の通り、埼玉県のガレージビルダーである。1998年に屋号を掲げた代表の飯野さんは、昼間は火災報知器を扱う職人として働き、夜になるとバイクを触っていたそうだ。二足のわらじを履き出したキッカケは、その当時、加工屋に困ったからだと言う。

「10代後半から20代はずっとレースをやっていた。その時に、自分で溶接は出来るけど旋盤だフライスだっていう作業をどこの業者に出せば良いか分からなかった。だったら自分で道具を揃えてやっちゃおうと思ったんです」

その後軌道に乗ってからはバイク1本で生計を立てた。レースにどっぷりな生活を送ってきただけに、得意分野はエンジンチューニングだ。峠でスーパースポーツを追いかけられるようなチョッパー作りをモットーにし、他に、車検の無い250cc以下のオリジナルフレームの製作もお手の物である。

カブ、モンキーなどのミニバイクに精通し、国産車全般をメインに扱う同店。チョッパーを速く、アグレッシブに色付けする、知られざるテクニカルガレージだ。