Powder Coating

カスタム屋目線で段取る
納期迅速のパウダーコート

生業のカスタムと平行して、2014年よりパウダーコーティング事業を開始。今では関西圏はもとより、関東や東北地方にまで評判が広がり、目がきく顧客の支持を集めている。

さて、まずパウダーコーティングの説明を端的にしたい。塗装と違い、静電気の力を借りて『粉（パウダー）』を吹いて吸着させ、200度近いカマで焼き付けるそれは、塗膜の硬さと柔軟性が最大の特徴だ。そのため跳ね石やこすれる箇所に好んで採用されるが、同店では多様なパウダーを使い分けることでバイクに独特な表情を与えている。

「ソリッドとかキャンディカラー、メタリック、あとはチヂミ塗装のリンクル、テクスチャー、いろんな模様を入れられる粉があります。まあ注文を受けれないのはプラスチック系ぐらいですか、金属ならほぼOK」

また、塗って良い所と悪い所の判断が即座に付くカスタム屋視点のマスキングなども強みで、更に、基本的に5日間以内の納品というスピーディーさもユーザーの信頼を勝ち取る要因となっている。