BLUE SKY

ブルースカイ（高知県高知市）

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March 11th, 2023

ハーレーダビッドソンと国産4発。『ブルースカイ』は2001年から首尾一貫して、周りの雑音に耳を貸すことなく自分たちのスタイルを通してきている。その店主の大西さんのルーツにあるのは、’70年代当時の若者が熱狂したバイクチームCOOLSだそうだ。

「あの頃はCAROL（※矢沢永吉がリーダーのロックバンド）もいたけど音楽メインじゃないですか。でもCOOLSは半分暴走族のような感じのバイクチームで、僕らが中学校の頃は結構激しい時代やったからドハマリしたんですね」

店内にはCOOLSの佐藤秀光氏がプロデュースするハーレーのヒデミツスペシャルを始め、カワサキの4発系が並ぶ。また、ハーレーはショベルヘッドからツインカム、国産4発系はZ2やZ1などがボリュームゾーンだ。

「最近は秀光さんを知らないのに『ヒデスペ』って名前を知ってて、この形が欲しいって人も多いです。でもウチは中学生の時にCOOLSを見てから変わってないですね。あのポスターみたいにハーレーがいてZ2がいて、そこから何も変わってないですよ（笑）」

奥ゆきのある作業場には変わらずメインで触り続けるハーレーダビッドソンと国産4発がピットイン。国産は8割がたがカワサキ車で、車種はZ2とZ1、FX750が中心だそうだ。

一般整備からカスタム、そして内燃機作業も行う。10代から現在まで長きに渡ってバイクに携わり、「うちは普通のバイク屋で好きでやってるだけですよ」と物腰柔らかに語る。

店内にはCOOLSドラマーの佐藤秀光氏が手掛けるヒデミツスペシャルや国産4発が定置。ハーレーはショベルからツインカムまでをさばくが、依頼が多いのはエボリューションだ。

安定した支持を集めるヒデミツスペシャルを中央にして左が店主の大西さんで、右が弟の章仁さん。店のかじ取りを始めた2001年からずっと一緒に働く確としたパートナーである。