OVER REV

オーバーレブ（茨城県小美玉市）

SHOP

December 28th, 2017

「まあぶっちゃけ、サーフィンメインだったんですよ。サーフィンがやりたくて自営業を始めた（笑）。波が良い時にいつでも出来るじゃないですか。でも読みが外れて最初の10年ぐらいは全然行けなかったけど（笑）」

最高である。店主の根本さんは、サーファー特有の屈託なさでそう語る。来年で20年を迎えるオーバーレブは、茨城県の同業の中では兄貴的存在で、ナックルからツインカム、そして最新のミルウォーキーエイトまでを扱うハーレーショップだ。

創業から『お客さんに言われたことをとにかくこなす』姿勢を貫き、カスタムから修理、販売など全般的にユーザーをサポート。そして過去にはカスタムショー『クールブレイカー』へ毎年出展するなど、ハイクオリティなバイクを数多く手掛けてきたバックボーンを持つ。

「今は作り物と修理だったらどっちかって言うと修理寄りかな。でも基本は『走るバイクを作る』だから、そこは変わりませんけどね」。サーフィン歴24年のリアルが温かに迎え入れる。

国道355号線沿いに堂々たる店構えを持つオーバーレブ。創業20年を数える茨城県内の先輩格で、『車種問わずにお客さんに言われたことをこなす』姿勢で運営し続けている。

ショップへのアプローチにはご覧のスペースを設け、お客さん同士が腰を落ち着けて憩えるように配慮。そしてツアラーからチョッパーまでの車両が整然とひさしの下に並べられる。

奥行きのあるショップ内はショールームと作業場の2つに分かれて構成。ガラス張りのウッディなショールームにはストックパーツをディスプレイ。一番奥がカウンターとなる。

作業場には歴戦の工作機械が配置。チョッパーに始まりスポーツスター系のスピードマシン、最近はツアラー系のバイクにも興味津々だと言う。2階は内燃機作業を行う部屋となる。