MOTORCYCLE’S BARN

国産車メインの
心通わす育てのメゾン

幹線道路から脇道にそれた、多くの町工場が並ぶ一角にモーターサイクルズバーンはある。取り扱い車種は、ヤマハSRやXS、カワサキW、TRなどのストリート系と国産アメリカンが主で、頼まれればハーレーにもその都度対応する。

2015年にスタートした同店は、カスタムに関して、お客さんとの打ち合わせを多めに取ることで、可能な限りイメージ通りのカタチにすることをモットーとしている。また、外注業者に出さず、鈑金加工からペイントまでのほとんどの作業を自社で行うことでコストを押さえ、それをお客さんに還元。第三者を極力挟まないことで、作業スピードの安定化と高い具現性、プライスの抑制を実現する。

「ショップ名の由来ですか？　これは家畜を入れる納屋とかそういう意味です。まあバイクを鉄の馬と見立てて、それを育てる意味合いというか」

バイクを単なる金属の塊として見るのではなく、あくまでも『育てる』対象として向き合う。モーターサイクルズバーンはそういうショップである。