EAST URBAN CUSTOM CYCLES

EAST URBAN CUSTOM CYCLES

イーストアーバンカスタムサイクルス(東京都目黒区)

October 25th, 2016

スポーツファンの信望が厚い
歴30年のショベル専門店

1986年に開業した、ハーレーの老舗カスタムショップである。ショベルヘッドを専門に扱い、かつて同店が手掛けたアイアンショベル『ショーティー』で一躍スポーツスター乗りの注目を集めることとなった。このマシンは、米国西海岸のベイエリアスタイルをモチーフにしたカスタムで、ショート&ナローのドラッグスタイルの一台である。

「ショーティーの印象が強いから誤解されるけど、うちはスポーツスター専門のショップではない。まあ好きですけどね。当時のリアルタイムがショベルの時代だったから、ビッグツインも勿論やります。パンヘッドやEVOだってショベルほど精通してないかもしれないけど普通に扱えますし(笑)」

カスタムにはレストアが含まれ、その中にはリペアも入る。リペアは修理に属するからうちはカスタムショップなんだと代表の遠山さんは言う。そんな老舗ショップのイーストアーバンは、2016年の9月より店舗を神奈川県川崎市から渋谷へと移転し、旧来の友人をパートナーに迎えて業務を再開している。(※2022年現在の店舗は東京都目黒区)

店舗

渋谷区神泉町という東京有数の一等地に移転した同店。パートナーが使用する店舗をシェアして、これまで通りのイーストアーバンのカラーが醸し出された空間が形成される。
パートナーのスペースには、手前から国内未発売のTL250、XR500、XR600と只ならない車両が並ぶ。ちなみに遠山さんはかつてオフ車屋も経営していたほどのダート好きである。
この道30年以上の大ベテランともなると、棚に置かれるちょっとした物にも歴史や個性が滲み出る。客の目を意識し過ぎるショップにはない店主の自由な嗜好が反映された箇所だ。
今も尚現役の代表遠山さん。衰えを知らない肉体で、朝から晩まで昔と変わることなく重労働をこなす。愛車のアイアンショベルを駆って通勤するスタイルがたまらなくカッコ良い。

住所・TEL

住所 東京都目黒区八雲2-4-16 北 No.2(Google MAPを開く
電話 070-3310-3343
WEB EAST URBAN CUSTOM CYCLESのウェブサイト
営業時間 11:00 ~ 17:00
定休日 水曜日、第3日曜日

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