田口自動車

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バイク版自動車整備工場

母体が自動車整備工場の『田口自動車』は、父親の代から50年ほど続く地域に根差した車屋である。そして長男である田口さんがバイク部門を開始したのは2011年の頃からだそうだ。基本的に取り扱い車種に制限は設けず、キャブレター車であれば出来る範囲で受け入れている。

「鳥取県の倉吉市というこの辺で言えば少し変わったバイクを見せてあげれるし、乗せてあげることも出来るっていうことぐらいですかね。あとはまあ調子の良いバイクを目指したいと思ってます」

現在入れ込んでいるドラッグレースにしても、会場ですぐエンジンがかかって調子の良いレーサーは下も上もどの回転域でもスムースに吹け上がって速いマシンが大半。そうした観点からも、常にバイクの健康状態には気を配っている。

ドラッグレースを始めて5年を迎え、愛機はCB750K3とGSX-Rの2台だと話す氏は、「カブとかスクーターでも何でも良いから興味のあることを相談してもらえれば何かは出来ると思います」と、人柄の出たおだやかな様子でそう語る。