SOUTH BRONX

サウスブロンクス（茨城県日立市）

SHOP

December 5th, 2020

2005年より、それまで生業にしていたアメ車販売からハーレー&トライクショップへと移行。ショベルヘッドからツインカムモデルまでを中軸にして、一般整備を始め、比較的依頼の多いフルカスタムやエンジンボアアップといったハード系の仕事に至るまでに応えている。

カスタムに関しては奇をてらわず、王道をゆくシンプルなスタイルに重点を置き、また、2015年から参戦しているドラッグレースで培ったレーシングマインドを日々の業務に反映。極限の世界で得た『気づき』をフィードバックさせている。

一方トライクは、信頼を寄せる米国『フランケンシュタイン』製のキットを採用。見せるシステムとヘビーデューティーな作りが特長のそれは、FORDの4輪用デフを組み込んだもので、これまで一度もトラブルのないキットだそうだ。

「普通、トライクの機構自体をカバーで全部隠してしまうところを、これは逆に見せるように作ってあるんです。あとは、このキット自体が本当に頑丈なんで一度も壊れたことはないですね」

広やかな店内にはショベルからツインカムまでのハーレーやトライクが並ぶ。店舗奥は作業場となり修理やメンテナンス、カスタムを実施。現在は数台のカスタムが同時に進められる。

トライクにも注力し、ハーレーの他にはヤマハXV1600ロードスターを採用。またトライクの機構は隠すのが一般的とされるが、同店では敢えてそのシステムを魅せる方向で製作。

2015年よりV.D.A.（V-Twin Drag Asocciation）に参戦。お客さんが出走していると言う車両は2008年式VRSCDで、アンリミテッドとプロストリートクラスにエントリーする。

カスタムはスタンダードの中に、同店の『色』を付加。また代表の木田さんは、これまで多くのトライクを販売してきた中でバイクの不調はあってもキットの故障は一度もないと話す。