Psycle Bum

サイクルバム（宮城県岩沼市）

SHOP

May 5th, 2017

「カスタムショップというよりウチはこの通りいろんなバイクを触ってる。元々は販売に力を入れてたけど、今は修理、カスタム、常連さん達の日頃の整備がメインですかね」

店主の小池さんが言うように、2006年に開業したサイクルバムにはハーレーを始め、ヤマハSRやXS、’60～’80年代のツインショックのオフロードバイクに至るまで、多岐に渡った車両が並ぶ。そしてこの、ハーレー一色でないラインナップが同店の強みだそうだ。

また、同業の友人と共同して、原付限定のオフロード4時間耐久レースを主催。年に3回、その都度コースを変えて実施している。曰く、本格的にオフロードにハマったのは店を立ち上げてからで、あっという間にのめり込んだと言う。そんな氏は、同店のスタンスをこう語る。

「大切にしてるのは、良くも悪くもお客さんとの距離感。結局バイクが好きでこういう仕事をやってるんで、気持ちの上では同じ乗り物で遊んでる趣味人同士でしょって。そこだけは崩したくないというか崩せない（笑）」

（※2023/10 記事更新）

ガラス窓からたっぷりと光が差し込む広々としたファクトリー全景。長年カスタムショップで修業を積んで来たこともあって金属加工はお手の物。車種問わずに要望に応える。

ファクトリーの横は車両のストックヤードになる。国産シングルバイクを始めオフロード、ハーレーなど多様な車種が並ぶ。このレンジと視野の広さが同店の強みとなっている。

ファクトリー横の別エリアに設けられたワークルーム。整備や修理、エンジンワークといった作業全般を行う。加工時に発生する鉄粉などを嫌うオペレーションはこの場で実施。

原付オフロード4時間耐久レースにも出走する愛車のCB50。オフロードに魅了されたのは独立してからだが、元々峠で競走するのが好きなことも手伝って瞬く間にトリコに。