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コ行のバイク用語集

腰上【Koshiue】

エンジンのシリンダーから上の部分。シリンダー、シリンダーヘッド、ピストン、ロッカーカバーなど。エンジン・オーバーホールの際によく用いられるフレーズだが、腰下に比べればコストは安価に収まる傾向がある。というよりも、そもそも腰下だけのオーバーホールは不可能なため必ず腰上と一緒になり、結果フルオーバーホールということになる。

腰下【Koshishita】

エンジンのシリンダーから下の部分。クランクケース、クランク、メインシャフトなど。腰下のオーバーホールはイコールで、腰上も含めたフルオーバーホールを意味する。別名、全バラ。また、腰下のオーバーホールということになればそれなりに費用もかさむ。

コニー【Koni】

1857年創業の老舗サスペンションメーカー。馬具の製造からスタートし、1932年以降はショックアブソーバーに注力して現在に至っている。バイクを始めクルマ、貨物自動車、ひいては鉄道まで幅広い分野でその名が知られている。

コブラシート【Cobra Seat】

シートを載せるフレームとリアフェンダーにぴったり貼りついているかの形状を持ち、横に複数のライン(タックロール)が入っている。上から見下ろせば、コブラの頭のような形状がくっきりと見て取れる。二人乗りに適した定番のシートである。

コルビン【Corbin】

1968年創業の老舗カスタムシートメーカー。米国カリフォルニアとフロリダにメインの2拠点を持ち、世界中のバイクファンから変わらず支持されている。主に『Corbin』のロゴで知られ、特にハーレー乗りからの人気が高く、80年代後半から90年代初頭にブレイク。その後一旦ブームは落ち着いたが、廃れることなく、質実剛健な物作りで現在も老舗としての看板を守り続けている。ハーレー以外にBMW、DUCATI、INDIAN、VICTORYなど多くのメーカーをカバーする。

コンストラクター【Constructor】

レーシングマシンを製作するメカニック。または、そのメカニック集団。「誰よりも速く走る」というシンプルな目標達成のためにトライ&エラーを繰り返し、あらゆるノウハウを駆使してベストな一台を産み落とすという性質上、関わる人々もその道のエキスパートで固められる。また、カスタムバイクの世界ではカスタムビルダーのことをコンストラクターと呼ぶこともある。