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カ行のバイク用語集

ガーダー・フォーク【Girder Fork】

古いバイクに装着されたフロントフォークの一種。イギリス製ノートンなどで純正採用されていて、可動部分がフレームのネック周りでリンクしているのが特徴。フォークを横から見ると松の葉に似ていることから松葉フォークとも言う。正式にはガーダーだが、国内では一般的にガーターで呼ばれる。

ガーデン・ゲート【Garden Gate】

プランジャ式サスペンションのこと。後方から見た姿が、庭園の門柱のように見えることからそう呼ぶ。

カーブ【Carb】

燃料を空気と組み合わせる装置のキャブレター(Carburetor)の省略語。

ガーベッジ・ワゴン【Garbage Wagon】

ゴミ収集車。カスタム業界では、バイクの純正度が高く、また沢山のバッグやボックス、不恰好なカウル、ガードなどを装備した車両をからかうときに用いる言葉。

カーボンファイバー【Carbon Fiber】

非常に軽い炭素繊維。強度があり耐磨耗性、耐熱性などに優れる特徴を持つ。レーサーや、カスタムパーツのフェンダーやカバーなどに用いられる。

ガス・サプライズ【Gas Surprise】

読んで字の如く、ガソリンがまったく無くなった状態。ガス欠したときに、コックをリザーブにしようとしたところ既になっていてビックリ。

カスタム・カルチャー【Kustom Kulture】

1950年代のアメリカを舞台にした、カスタムカーとカスタムバイクにまつわるアートワーク、ファッションの総称。ヴォン・ダッチやエド・“ビッグダディ”・ロスといった世界に名立たるアーティストを筆頭に、カスタムビルダーや熱狂的なファンの活動によって発展を遂げてきた。

カスタムビルダー【Custom Builder】

カスタムバイクの製作者。または、カスタムバイク・ショップの代表者。2000年代前半に一世を風靡したウエスト・コースト・チョッパーズのジェシー・ジェームスの登場により、この呼び名が大人気TVを通じてお茶の間にまで浸透することになった。

カフェレーサー【CAFE RACER】

レース用バイクを真似て改造したバイクのこと。発祥は1950~60年代のイギリスで、バイク乗りがカフェに集まり、そこから次のカフェまでレースをして着順を競い合っていたことに由来する。

カムシャフト【CAM SHAFT】

一般的にはカムと省略して呼ばれる。バルブの開閉を行うための、オムスビ型の部品(山)がついたシャフト。

ガムボール【Gumball】

バーンナウト後にリアタイヤにこびり付くゴムカスのこと。

カラタ【Karata】

アメリカ・ペンシルベニア州にあるベルトドライブをメインに取り扱うパーツメーカー。1970年創業で、カスタムバイクの一次ドライブ(オープン・プライマリー)に使われている。トレードマークは屋号の通り空手の組み手をしているキャラクターだが、おそらくカラテと間違って名付けたのではないかとも言われている。他にマグネトー点火装置も扱う。

カリフォルニア・ストップ【California Stop】

バイクに乗ったまま足をつけずに、バランスを取って信号待ちすること。

ガロン【Gallon】

ヤード・ポンド法の容量の単位だが、アメリカとイギリスでは基準の数値が異なる。アメリカでは1ガロン=3.785411784リットル。一方、イギリスは1ガロン=4.54609リットル。アメリカのガススタンドでは日本とは違い、リットルではなくガロン単位で売られる。