遠藤自動車オートサービスのハーレー ショベルヘッドチョッパー

H-D SHOVELHEAD
ENDO AUTO SERVICE

July 24th, 2023

スケールを増す
実体験のモノリス

群馬県『遠藤自動車』の代名詞的カスタムといえば、まるで地を這うようなごく低いシルエットを形成するグースネックスタイルだが、今回は毛並みの違う、ブラック一色に彩られたチョッパーが主役である。

遠藤自動車オートサービスのハーレー ショベルヘッドチョッパー

今やグースネックスタイルのオーソリティとして確かな座を保持する同店だが、一方で、ロングフォークやトラディショナルなチョッパーにも順応。それは、米国から直接輸入する本場の匂いが立ち込めたバイクに長年携わることで培った感受力を始め、定期的に多くのスタッフがアメリカへと研修に赴いているのも大きな要因である。

遠藤自動車オートサービスのハーレー ショベルヘッドチョッパー

この研修と題したスタッフのアメリカ出張の潜熱は強く、実際に自らの目で見た光景や場数を、それぞれが日本に戻ってから日々の業務に反映。誰もがうらやむような貴重な実体験がショップ全体の気運を高め、お客さんのニーズに応じたカスタムに柔軟なリアクションを取らせている。

「この車両は何もない状態からオーダーメイドで製作したバイクです。お客様の好みに合わせながら具体化した車両ですね」

遠藤自動車オートサービスのハーレー ショベルヘッドチョッパー

番頭の大柿さんがファーストコンタクトを取り、ディスカッションした内容を元に頭の中でラフ案を作製し、その流れのままメカニックへと実作業を依頼。カスタムの完成度を司(つかさど)る重要なポジションなだけに、氏の見聞の厚みや対応力がものをいう。

「やっぱり細身を強調されてましたので、まずはガスタンクが細いこと。あとハンドルの幅も抑えて、シートも標準より細身に作ってあります。シーシーバーもそれに合うような感じにして、全体的に『キュッ』とナローなところを追求してます」

遠藤自動車オートサービスのハーレー ショベルヘッドチョッパー

また、ブラックで統一したカラーリングにも力点を置き、各パーツのマウントステーや操作系シフトロッドに至るまでを同色で塗装。それらはアクセントにもなる真鍮パーツがより映えることを意図した策でもある。

オリジナル商品のマフラーエンドキャップやキックペダル、フットペグを口切りに、グリップやライザー、ヘッドライトリムはすべてゴールドで編成。そしてそのライトステーの先端だけを金色にするといった趣向も凝らされている。

遠藤自動車オートサービスのハーレー ショベルヘッドチョッパー

こうした大局的なナローなスタイルはもとより、細やかな配慮が要される色味の依頼にも落ち着いて応える組織力は、スタッフ個々人が一枚岩となって仕事に集中できる、ショップとしての盤石な土台があってのものだろう。

HARLEY-DAVIDSON SHOVELHEAD DETAIL WORK

遠藤自動車オートサービスのショベルヘッドチョッパーのハンドル

HANDLE

イージーライダース製ラビットハンドルにキジマ製グリップを装着。スイッチとレバーはカスタムテック製。

遠藤自動車オートサービスのショベルヘッドチョッパーのフロントフォーク

FRONT FORK

フォークにはネオファクトリー製74スプリンガーを選択。ヘッドライトステーの先端だけをゴールドに彩色。

遠藤自動車オートサービスのショベルヘッドチョッパーのフットコントロール

FOOT CONTROL

真鍮のフット&シフトペグはオリジナル商品。ウインカーリムのみ真鍮タイプをチョイスするなど統一感を計る。

遠藤自動車オートサービスのショベルヘッドチョッパーのオイルタンク

OIL TANK

オリジナル商品のオイルタンクをセット。キャップはアクセントに効く真鍮製。シートはワンオフを配備した。

遠藤自動車オートサービスのショベルヘッドチョッパーのマフラー

MUFFLER

単一製作したマフラーにオリジナルのエンドキャップを付帯する。ミッションはレブテック製4速を搭載。

遠藤自動車オートサービスのショベルヘッドチョッパーのサイドバッグ

SIDE BAG

全体と同色にまとめながらも判然と存在感を主張。一品製作のサイドバッグ横には予備タンクホルダーを装備。

BUILDER’S VOICE

ENDO AUTO SERVICE

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