
コザ市は極東最大級の米空軍基地・嘉手納基地を背景に発展してきた街。第2ゲートから延びる「コザゲート通り」は、ベトナム戦争時代に多くの米兵で栄え、現在もロックバーやバイク文化が色濃く残るエリアとして知られている。
この商店街を舞台に、活性化を目的として開催されているのが「ゲート2フェスタ」だ。毎年11月に「沖縄国際カーニバル」と併催され、100台を超えるハーレーパレードが見どころとなっている。2025年ではパレードは見送られたが、今回は独立したイベントとして2月22日に開催された。
当日は周辺エリアでも複数のモーター&バイカーイベントが同時期に開催。街全体がアメリカンモーターカルチャーに彩られ、活気ある週末となった。
(写真/伊勢悟 文/守田つぐさ)


パレードは15時スタート。当日登録制で、アメリカンスタイルのバイクであれば参加OKという自由なルールだ。スタート地点には多くのバイク乗りが集結し、ストリートは終始熱気に包まれた。その光景は、アメリカ・スタージスバイクラリーのメインストリートを彷彿とさせる。


米軍嘉手納基地第2ゲートから約500メートル続く「コザゲート通り」は、アメリカンスタイルのバーやレストラン、ライブハウス、クラブが立ち並ぶ異国情緒あふれるストリート。短い距離ながら、この通りを何周も流すバイク乗りの姿が印象的だった。


地元のハーレー乗りはもちろん、基地関係者のバイク乗りも多数参加。沿道にはハーレーダビッドソンをはじめとする多種多様なバイクが並び、マシンを眺めながら語り合う人々であふれた。


沿道に集まったバイクの中からカスタムアワードも選出。「BEST BIG TWIN」「BEST CHROME」を獲得したマシンをはじめ、煌びやかなカスタムが勢揃い。ペイントやディテイルまで作り込まれた一台一台に、オーナーの美学が宿る。


コザゲートストリートは、嘉手納基地内のButler Blvdへとつながる道。アメリカをはじめとする海外勢バイク乗りの参加も多く、漂う空気は限りなく“本場”に近い。ここが沖縄であることを忘れるような、リアルなアメリカンシーンが広がっていた。


パレード前、ストリートを埋め尽くすハーレーダビッドソンはまさに圧巻。地元のモーターサイクルクラブや個人のライダーが次々と集まり、エンジンを止めれば自然と会話が始まる。和やかな雰囲気の中、バイク乗り同士がつながっていく光景が広がっていた。


並ぶマシンはヴィンテージから最新モデルまで実に多彩。パンヘッドのチョッパーもあれば、スポーツスターのレーサーレプリカもある。スタイルも価値観もバラバラで、集まる人間も多種多様。バイクでつながる国際文化交流の場となっている。


このイベントを支えるのは、地元のバイク乗りたち。中央は主催メンバーであり、バイクショップ「CUSTOM OKINAWA」を経営する比嘉氏。勢いを増す沖縄のモーターカルチャーをさらに盛り上げるべく、11月開催の「沖縄国際カーニバル」との併催も予定されているという。
沖縄でカスタムペイントとホットロッドのカルチャーを広めるため、ISM-ARTWORKSの仲西イサム氏が2010年に立ち上げたのが「Drawin’ Rod&Custom Day」だ。
県内外からアーティストが集結し、愛知県のパラダイスロードからGALAXIAN、昨年の横浜HCSチャンピオンカーEl-Classio 1940 Mercury Eightも登場。多彩なカルチャーが交差する場となった。
沖縄でヴィンテージバイクの魅力を広めるべく、地元モーターサイクルクラブ「琉球チョッパーズ」がラリーイベントを初開催した。
朝8時30分に「A&W 牧港店」をスタートし、沖縄のマザーロード国道58号を北上。途中「シーサイドドライブイン」で休憩を挟み、「A&W 名護店」まで約80kmを走るコースだ。
オーシャンビューが広がる約3時間のルートで、参加したバイク乗りたちは海と空の大パノラマを満喫。沖縄ならではの開放感あふれるツーリングとなった。
カードゲームの「ポーカー」を取り入れたアメリカの伝統的なラリーイベントが「ポーカーラン」だ。沖縄では駐留するアメリカ人たちによるモーターサイクルクラブが持ち回りで運営しているという。
今回は「American Legion(アメリカンリージョン)」が主催する「Strip and Grip POKER RUN」で、チェックポイントは3カ所というナイトラン形式で2月21日の土曜の夜に開催。普段は100台ほど集まるそうだが、夜とあって30台ほどが集合。クラブやバーなどをハシゴするユニークなランとなった。
| 会場 | コザゲート通り/沖縄県沖縄市上地4-1 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年2月22日 |
| 主催団体 | コザゲート通り会 |