ルースターカスタムサイクル ROOSTER CUSTOM CYCLES

ROOSTER CUSTOM CYCLES

ルースターカスタムサイクル(宮城県登米市)

August 3rd, 2017

人里離れた
グッドバイブレーション

仙台からバイクでゆっくりと1時間30分ぐらい。宮城県北部の、岩手県との県境にルースターカスタムサイクルはある。メディアへの露出はほとんどない、オープン18年のカスタム屋だ。

代表の菅原さんは、お客さんや後輩たちに尊敬と親しみを込めて、『シゲルさん』と下の名で呼ばれている。そんなおっとりと、人柄の良さが滲み出た雰囲気を持つ氏は、ハーレーのみならずトライアンフや国産車も扱う。

「トラは自分が好きで乗ってたというのもあるんでちょこちょこ。まああとは、来る者拒まずというか、地域的なものもあっていろんなバイクが来ます。自分の好みだと、ストリートチョッパーというか、ちょっとレーサーっぽい走れるタイプが好きですね」

一方で、フリスコスタイルのカスタムにもどっぷり。というよりそこが原点で、余計な物がないスッキリとしたフォルムと、アウトローな雰囲気にヤラれた口である。そして何より、同店のその手のチョッパーはたまらなくホットだ。

店舗

外観も内観もド渋だ。ハーレーはショベルのお客さんが多いそうだがフラットヘッドからエボリューションまでに対応。トライアンフはユニットタイプを中心に、他に国産までをカバー。
作業場には製作中のフリスコチョッパーが鎮座する。菅原さんの原点なだけに、ソリッドな中でもひと目を惹くオーラが漂う。現在の『仙台チョッパー』の礎を築いた第一世代である。
仲間たちに、「やることなすことオールドスクールだねえ」と言われる独自のスタイルを貫く。そのブレない姿勢で、これまで一切の宣伝をして来なかったが自然とコアなファンが集う。
断っておくがこの表情はただ眩しいだけ。しかめっ面の印象とは真逆の、柔和な雰囲気を持った店主だ。愛車はリジッドスポーツで、夏場は往復なんと100kmの通勤に使用している。

住所・TEL

住所 宮城県登米市豊里町大曲80-6(Google MAPを開く
電話 090-7529-4319
営業時間 10:00 ~ 19:00
定休日 土曜日

カスタムバイク