手塚サイクル TEZUKA CYCLE

bianco motorcycle services

ビアンコモーターサイクルサービス(栃木県鹿沼市)

February 21st, 2018

対極を呑み込む
ニューブリード

足を踏み入れた途端にもってかれる空間が広がる、bianco。宇都宮市内に隣接したファクトリーゾーンに、ひっそりと根を張るホットショット。口コミで知られた店主の腕を頼り、魅惑的な車両がまるで吸い込まれるようにして各地から訪れている。

「得意なのはドゥカティのベベルとか別体のトライアンフ。他に空冷4発のZ1やZ2も見てと言われればそれも縁なのでやります。まあ基本は旧車ですけど、極端な話、自分で最後まで責任持って見れるものであれば何でもやらせて頂いてます」

2010年に開業した店主の石井さんは、オープン以来一貫して『丁寧な仕事』を心がけ、持ち込まれた車両と対峙。修理やカスタム、販売など全般的に業務を回し、お客さんの期待に確実に応えるなかで評判を集めてきた。

「カフェレーサーもチョッパーも好き。単純にアメリカ好きが根底にあるんですよ」。バリッと仕上げたベベルの傍らに佇むストリートスタイルの主は、至ってフラットな視点で日々バイクと向き合っている。

店舗

店内とのギャップが逆に小意気な荒涼とした外観。扱う車種は並んだバイクを見ても分かるように現行のBMWやドゥカティからカワサキの旧車にまで至る。新旧の区別も特にはない。
堂々たる装いで鎮座するドゥカティのベベルやモトグッツィ。得意分野のひとつなだけにその仕上がりは折り紙付き。奥のウッディなコンテナは談話室を兼ねたレストルームとなる。
多様な車種の作業が進行。石井さんはこれまで国産と外車を扱う店で4年、その後、外車全般を扱うディーラーで6年勤めた後に独立。そのため車種の垣根なく触れる技術を保持。
レストルームにはかの名車、’51年式BMW-R67・2型がディスプレイ。かつてバイクウェアブランド『ハロルズギア』の社長が所有していたものらしく、それを譲り受けたものだと言う。

住所・TEL

住所 栃木県鹿沼市茂呂2519-13-1F(Google MAPを開く
電話 0289-76-3311
FAX 0289-76-3311
営業時間 10:00 ~ 19:00
定休日 火曜日