アスクモーターサイクル ASK.MOTORCYCLE

ASK.MOTORCYCLE

アスクモーターサイクル(神奈川県藤沢市)

September 16th, 2017

反骨の芽が開花した
新鋭のボディシェイパー

金属の質感が映えるアーティスティックなメタルワークで、国内はおろか海外のファンからも注目されるショップだ。2011年に開業したアスクモーターサイクルは、その徹底した作り込みばかりに目が行くが、どの車両も普通に乗れて、外装のボルトを外せば無理なく内部にアクセス出来る高い整備性もポイントとなる。

代表の山本さんはホンダのメカニックを経て、独学で鈑金加工を習得。現在のスキルは誰に師事するでもなく身に付けた、努力の結果だ。

「自分で探究していくスタイルでしたね。その中で、溶接ってこんなに難しいのかと泣いたこともあるぐらい。とにかくくやしがりなんですよ。なんか負けたくないと言うか(笑)」

国産やハーレー、英車を問わず、どんな車種にも対応する柔軟性も同店の強みだ。しかし今は完全に、ボディシェイピングの方に特化しているそうだ。

「古いイタリア車とかが来たらエンジン関係をやってくれる外注を探さないとあれですけど、基本的に外装のカスタムならどのバイクも大丈夫です」

店舗

加工室ではプロジェクトバイクが進行。自らが言うように、トラディショナルなチョッパースタイルからアート寄りのカスタムまでを手掛ける型にはまらない柔軟性がウリだ。
新作でも得意のメタルワークが炸裂。半自動溶接機しか持てなかった駆け出しの頃に、試行錯誤を繰り返して技術を習得。夢中で取り組んで来た経験が今の仕事に活きている。
加工室の横は組み付けや整備を行う部屋となる。当初は意識してアート寄りの作りを心掛けていたが、最近は乗りやすさや整備性を考えると自然とこうした作り込みになるとのこと。
愛機はアイデンティティそのものだと言うパワーハンマー。ラスベガスのソーサメタルワークスのクリスチャンが1週間ホームステイした時に一緒に製作した専用工作機械である。

住所・TEL

住所 神奈川県藤沢市西俣野2667(Google MAPを開く
電話 0466-52-4169
FAX 0466-52-4169
営業時間 11:00 ~ 20:00
定休日 水曜日

カスタムバイク