ハーレー パンヘッド FLH 1960のチョッパーカスタム

HARLEY-DAVIDSON FLH 1960
LOWS MAGIC MACHINE

July 1st, 2017

ビリー仕様の
オリジナルブレンド

全国のフリスコスタイルに魅了されたカスタムショップの中でも、一目置かれた存在のチョッパー屋である。福原一郎。横のつながりが強い、いわばその同年代のチョッパーネーションの中で、堂々たる存在感を誇示する人物だ。

「お客さんの要望的には、イージーライダーのビリーのバイクが頭にあると。それでまあフロント周りにその意見を取り入れて、あとはお任せで作らせてもらった。それと夫婦でよくツーリングに出掛ける方なので、長距離でも快適に過ごせるようにしてますね」

ハーレー パンヘッド FLH 1960のチョッパーカスタム

ビリー仕様の‘60年式FLHは、実は店主福原さんの愛車だった。それを公私共にお世話になっているオーナーへと譲り、ブレることなく『好き』を形にし続けて来たフリスコスタイルにリメイクしている。

同店のオハコ的シルエットゆえ、大変だった箇所も特に無く、サクサクッと楽しく作業出来たと氏は振り返る。とは言え、この往年のフォルムへと導く、培ってきたテクニックがある。まず、タンクからピックアップしてみたい。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のチョッパーカスタム

よくやる手法と話す、キングスポーツスタータンクをベースにしたセクションだ。ある程度の容量を確保したいことから小さくなり過ぎないよう気を遣い、タンク後端と下部を絞って成形。そのままではタンク上部が平たくなるので、前端だけ約3cmほど鉄板を足してかさ上げ。比較的目立たないアンダーパネルに至るまでを丹念に均して仕上げている。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のチョッパーカスタム

リアフェンダーに関しても、氏が当時乗っていたスペックを踏襲するため難所は無かった。RWD製FXタイプを使い、幅を詰めた上で両サイドをストラットのアールに合わせてカッティング。サスは乗りやすさを考慮して、車高を落とさずストック長のフルカバードを装着。ちなみにフェンダーを支持するストラットは、話せば長い交流の深過ぎる大阪シックスMCのオリジナルを選択した。そしてシッシーバーは、周辺の雰囲気を汲んで製作したワンオフである。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のチョッパーカスタム

車体左側の、プライマリー後方に設置したオイルフィルターとバッテリーボックスも注目だ。実はこれ、あまりやらない方法らしく、今回はXLCH用ラウンドタイプのオイルタンクを使いたかったのと、このハイバックシートの場合メンテナンス性を考えると、タンク内にバッテリーを収めたら取り外しが大変になるのを懸念してのものだ。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のチョッパーカスタム

そして、ブラック地に躍る、深紅のフレイムスライン。見るほどに味わい深い、ビリー仕様のフリスコブレンドは、オーナーの手で飛翔するその日を待ち侘びているかのようだ。

HARLEY-DAVIDSON FLH 1960 DETAIL WORK

ハーレー パンヘッド FLH 1960のハンドル

HANDLE

パウコ製8インチライザーにドラッグバー。ビリーと言えばこのレバーを上方にカチ上げたセットアップだろう。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のフロントフォーク

FRONT FORK

フロントはごっそりビリー仕様。Vツイン製41φフォークにDS製サイドマウントの’5-3/4ヘッドライトを装着。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のガスタンク

GAS TANK

タンクはキングスポーツをベースにモディファイ。ペイントは地元のホットアート・エアグラフィックスが担当。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のオイルタンク

OIL TANK

純正をそのまま使うのを嫌い、全体のシルエットに調和するXLCH用を加工してセット。収まりよく格納される。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のバッテリーボックス

BATTERY BOX

車体左側の下部に移設したバッテリーボックスとオイルフィルター。フレームと同色にして統一感を持たす。

ハーレー パンヘッド FLH 1960のシッシーバー

SISSY BAR

パッセンジャーの乗り心地にウエイトを置いて製作。シートベースはフルゲインが、張りはジミードープが行う。

BUILDER’S VOICE

LOWS MAGIC MACHINE

住所 長野県千曲市上徳間708
電話 026-261-4822
FAX 026-261-4833
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定休日 月曜日